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マボロシのカレー

そういえばこの前、仕事終わりに吉祥寺でひょーさんとアイスを食べました。
わたしたちは隙あらばアイスを食べる、そんな夫婦なのです。歩き食いしながら
ひょーさん「僕たちって食べ物の趣味あってるよね」
わたし「そうだね」
ひょーさん「じゃあ何があってないのかね?」
わたし「…性格?」
ひょーさんがアイスをブホッと吹き出し漫画みたいに会話は終わりましたが、食べ物の好みが合うって生活してると大事です。わたしたちは食への情熱があったりなかったり気まぐれで、そんなスタンスも似ています。
朝から凝ったおかず5品出したかと思えばサラダとパンケーキが続いたり、夕飯は余り野菜をのせた冷麺のみだったり。なにが出ても驚きも落胆も感動もなく淡々と「うん、おいしいよ」と平らげてくれるから、わたしは料理が気楽で好きでいられる気がしています。
そういえば、料理は全く出来ないひょーさん。一年くらい前、突如レシピを見ながらバターチキンカレーを作ってくれたことがありました。とても美味しく本人も嬉しかったのか「カレーを極めるぞ!」と息巻いていたので、極めなくてよいから又作ってちょうだいと伝えると「これからは週に一回ぼくが料理をしよう!」と確かに言っていました。三日坊主どころかその一回で終わったマボロシのあのカレー。
また食べたいものです。