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フレッシュグリム童話

本屋の子供スペースで絵本を読むひょーさんと花種さん。わたしは見たことない絵本を手にとりつつ、二人の声を聞いてると『ヘンゼルとグレーテル』を読んでいる様子。「継母は森の中にヘンゼルとグレーテルを捨ててこよう、と言いました…。ってちょっとこの話ひどくない?」と振り返るひょーさん。「え?ヘンゼルとグレーテル読んだことないの?」って衝撃を受けるわたし。あまりにも有名なこの童話を知らないとは…。先に進むも「お菓子の家にヘンゼルとグレーテルは齧りつきました…。いや、食べちゃダメでしょ」「グレーテルは釜戸に魔女のおばあさんをつきとばしました…。殺しちゃったじゃん」「家に戻るといじわるな継母は死んでいました…。って最悪な後味だなこの話」等々、フレッシュな感想が止まらないひょーさん。それを淡々と聞いている花種さん。(花種さんは読んだことあります)おつぎはこれまた知らなければ衝撃的な『赤い靴』を読み、最後女の子が脚を靴ごと切り落とすとこで「うえ〜なにこれ、ホラーじゃん…」と漏らしていました。童話ってほんと怖いんだよね。その怖さや暗さにも子供ながらに惹きつけられるんだよね、と思うけど完全に引いているひょーさんでした。34歳でグリム童話に驚けるってちょっと羨ましい。