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鬼くるど

和尚さんが家の仏様(つまりおじいちゃん)を拝みに来てくれました。ちょうど岡山で「三枚のお札」とか「庄屋のばばあ」とか日本の昔話を読んでいた花種さん。本物の和尚さんに聞きたいことがたくさんあったらしく、鬼は本当にいるのか、どこにいるのか、三枚のお札を和尚さんは使ったことがあるか?等々質問攻めに。鬼は山にいるよ、と教えてもらい、悪い子のところにやってくると聞いて固まる花種さん。そんな悪いことしたことないじゃん、と言うと「でもママに怒られることするし…」と不安気。大人びた生意気発言も多い花種さんですが、こんなところは5歳らしいですなあ。
聞きたいことはたくさんあるのに直接話かけられずわたしを通して間接的に尋ねる恥ずかしがり屋。かと思えば初対面の親戚のおじさんが仏壇に手をあわせる後ろ姿におっきい虫眼鏡片手ににじり寄り、そのハゲ頭を覗き込んだりする大胆さも持ち合わせている…。「ハゲを見るなハゲを」と言われても悪〜い笑いを浮かべております。山から鬼くるど〜。