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大人の考察

園の帰り道、自転車の後ろで花種さんがわたしの髪の毛をもちょもちょ触っているのを感じながらその日あったことを聞いて帰ります。お友達とこんなことしたと聞いて嬉しくなる日もあれば、仲良しの子がお休みで1人で遊んでたと聞いて切なくなる日もあり。花種さんの話をきく大切な時間です。
本日「どうだった〜?」と聞くと「今日は〇〇先生に怒られなかったんだ〜」との返事。その先生は細かく子供に注意する先生で、花種さんも日々「早く並びなさい!って怒られた」等々言っておりますので「へえ〜よかったね。なんでだろうね?」と聞くと「今日はぜんぶ先生の思い通りにいったんじゃない」と言うので、キョヘ!!ってなりました。
なんていうか、きっとそうだね…って思って…。そして確かに自分も怒る時の半分は思い通りにいかない苛立ちで怒ってるかも…って思って。時間ないのにテキパキ動いてくれないとか、買ったばかりの服にスープばしゃーってこぼすとか、時間あったら怒らなかったし、こぼしたのパジャマだったら怒らなかったよね、みたいなこと多々あるよ…。
なので「大人って思い通りにいかないとつい怒っちゃうのかもねえ」と自戒をこめて言ってみましたら、ダメ押しで「思い通りにいかせたいんだね、大人って」と言われ、肩身狭いよ。こっちがプンスカぎゃーぎゃー怒ってる時、はあ〜思い通りにいかないから怒ってるわあ〜、とか思ってるのかしら。そんな考察されてるのかしら。キョヘ〜…。
子供に描く「思い通り」の姿も期待や愛がこもっているが故っていうかね…。モゴモゴ…。うん、でも、なんかごめん!思い通りにいかないからって怒っちゃだめよね〜。