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のんしーまる

ベッドのシーツを替えて、ふとんを干して、まくらも干して、洗濯物はカラっと乾いて、なんて気持ちがよいんでしょ。二階の窓を開けてたら風がふーわふーわとやってきて、午後の光がチラチラ照って、なんて気持ちがよいんでしょ。
ここから見えるのは国道ですしマンションですし電線に止まるのはカラスですけども、花種さんは「鳥さーーーん!雲さーーーん!風さーーーん!」と呼びかけてまして、なんて気持ちがいいんでしょ。続けまして「みなさーーーん!みなさーーーん!のんしーまるですよーーー!掃除してますよーーー!えらいですよーーー!!」と叫びだしたので止めましたけど。
わたしはみんなにのんちゃんと呼ばれてますが、時々ひょーさんがのんしーまる、と呼ぶこともある。けども急に花種さんに「のんしーまるっ」ってよばれてびっくりしました。改めて聞いたら間抜けすぎないかい、のんしーまる。字面にするとますます間抜けすぎないかい、のんしーまる。