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ノット反骨で

わたしの度肝を抜く言動を繰り出し続けてくる花種さんですけど、とっても敏感で繊細で臆病な部分も強くあり、その二面性が彼女のオモシロい部分でもあると思っているのです。が、そーいうことまるっと認めてもらえない場ではなかなかしんどそうなわけです。で、そんな花種さんの親をしてると、なんてゆーかヘンな反骨精神?が芽生えちゃったりもする。
大きい声で返事した子が褒められるってなんでよ。大きい声でしたい子はすればいー。でも小さい声で返事したい子はそれでいーじゃん。好きにさせてやってくれよ!大きい声出したい時はだすからさあ。みたいな。そんでそーいう違和感って、自分の子供が大きい声で返事するタイプだったらあんまり感じなかっただろうなあと、思う。
から花種さんはわたしにとって「世の中とは…!」とか「日本の教育とは…!」とかいちいち感じる機会をたくさんくれる子でもあります。いちいち感じるわたしもなかなか敏感で繊細よねえと思いつつ。感じた結果、尾崎のうたを口ずさんでたりします。尾崎といえば反骨的な?あまりよく知らないので「ぬ〜すんだバ〜イクで走りだす行き先など〜わからぬまま〜」ってとこだけをねっとりエンドレスで歌ってたら、歌に合わせて花種さんがズシズシ踊ってくれてました。
そして「盗んじゃだめでしょ、ママ」って言われて「だよね〜」って。理不尽とたたかうのはしんどいし厳しいから、ノット反骨。理不尽からはスルリ〜と抜けて生きてけたらいいよなあって思うわ。