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グッバイモルタル

2年ほど使っていたひょーさん作のモルタル製ダイニングテーブル。ある深夜、ものすんごい匂いで目を覚ますと換気もせずにひょーさんが仕上げ材塗っていて、ほどなく目を覚ました花種さんは、どうにもこうにも様子が変。ヘラヘラ笑い天井の照明を指差して「タコさんだ〜!落ちてくる〜!」と言ってて…もしかしてラリってる…?!!って慌てて寒空の下、家中の窓全開にして換気したり。ついほじほじしちゃっては下地の木が出ちゃった部分をパテで修繕するのが日常だったり。ザラザラしてるから食べこぼしも拭きにくいし、何か書いたりもしにくいし、使い勝手は悪いけども思い出詰まったモルタルテーブル。ですが作った本人がもうこのテーブルの気分じゃないって言うので、サヨナラすることになったのでした…。言い出した1週間後には今の気分であるらしいでっかい楢テーブルがやってきて、置き場のないモルタルテーブルは花種さんの「モルタルさ〜〜〜ん!!たねちゃんの大切なモルタルさん〜〜〜!!」という絶叫に包まれながら解体されるという結末を迎え…。本当ひょーさん急なのよ。そもそもわたしの誕生日プレゼントに作ってくれたものだったので寂しさありつつも、拭きやすい!テーブルの上で判子も押せる!と当たり前の感動をくれる楢テーブル。あなたとは、これから永〜くお付き合いしていきたいわ。