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地味系の良さ

花種さんの園はキリスト教なのでクリスマス会にむけての練習も佳境です。アーメンアーメンいう日々です。保護者も一緒に歌うので園に集まり賛美歌を練習していて

世界のみんな きょうだいさ 話すことばがちがっても 主にむかう心はみんな同じ こどもだから
アーメンハレルヤ アーメンハレルヤ

って、別に主にむかう心持ってないし。こんな混沌としてる世界にハレルヤじゃないし。とか思っちゃう信仰のないわたしなんですけども、その旋律と歌詞と子供たちの声の重なりには思わず涙ぐんでしまい、やはり賛美歌とはつよい力があるものだなあ…。と感じます。この子らがほんとにずっとこの先も、この歌のような気持ちで生きていける寛容な世界であったらいいなあ。あー世界は善きものだって信じたいなあ。
と願う2016年の冬であります。

ところでうちのクリスマス飾りはわたしが赤ちゃんの頃から使っている木やワラでできたオーナメントなのですが園の帰り道、コンビニに飾られたピカンピカンのツリーを指差し「ママ〜たねちゃんあ〜いう飾りがよかったんだよ〜なんでうちの飾りは地味系なの?」と言われまして、ママも子供の頃はまったく同じこと思ってたけども今はその地味さがほんと落ち着くんだよね。と言ったけども、もちろん納得はせずよね。子に伝えるのは難しい、地味系の良さよね。