保育園ってもんは盛り上がった卒園式の次の日からもフツーに登園するのですが、（31日まで保育あり）我が家は引越しもあるので今日まで。
妊娠後期からはずっと送迎は出来る限りひょーさんが行ってくれてたんだけども、最後のお迎えは行きたくて、自転車漕ぎ漕ぎ向かう道。
「種ちゃんがダラダラしてるから遅れるんだよ！！」とブリブリ怒って立ち漕ぎした朝の道。あと5分で延長保育料300円発生〜！！って大汗かいて立ち漕ぎしたお迎えの道。大体焦って立ち漕ぎしてたこの道も今日で最後か…と思う道中から胸が詰まりだし、園舎で花種さんが仲良しのゆきなちゃんといつものようにバイバイしてる姿に目の前がぼやけだし、担任の先生に「ありがとうございました」と頭を下げたら涙と鼻水が溢れ出した。馴染めない花種さんの姿に悩んだり、先生に言われたことにコンチキショーって思ったり、色々色々あったけど。そんなこと全て、ありがとうって思ったらもう、肩がヒックヒックするくらい涙してしまった。先生も涙しながら「かたねちゃん、そのままで頑張ってね」って言ってくれて、もしかしたらもう会うことはないかもしれない、この子やあの子。大きくなったら名前も忘れちゃうかもしれないこの子やあの子。でもでも一緒に過ごしてくれた瞬間瞬間は、記憶に残らなくっても花種さんの身体の真ん中に残ってくねって、涙拭い拭い園舎を出て自転車に乗ったらば、眉間にしわ寄せた花種さんに「保育園で泣かないでよ！あ〜種ちゃんはずかしい」と言われました…。「いいじゃん。これは悲しい涙じゃないんだよ」と言っても「はっずかしいんだよー！」と更に言われ。そうでした。園では涙は見せない、それが彼女のポリシーでした。ポリシー貫きついに一度も泣かなかった中村花種、本日保育園生活終了です。