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素敵なことだ

花種さんがおともだちの家にいって、一緒に近所で摘んだエディブルフラワーを載せたクッキーをいっぱい焼いてきた。今日は食材の買い出しがあったので「ママと買い物一緒にいく?」と聞いたら「遊んでる」といって、帰りもその子達とてくてく帰ってきた。わたしは最近、子育ての段階が変わったのを感じてる。わたしやひょーさん越しに世界と繋がってた花種さんが直接自分の手を伸ばして、世界と繋がろうとしてる。話していても、もう気持ちの全部は話してはくれないんだなあとも思う。少し隠したり気を使ったり、しながら学校のことや友達のこと言葉にしているんだなあと。
自分だけの世界を築いていくのは素敵なことだ。その分今までとは違った心配も不安もあるけれど、本当に素敵なことだ。そんなわけで、ギョウ虫検査のおしりペッタン(学校に提出するやつ)をやってあげようとしたら「自分でやるよ!」と睨まれた。そうかそうか。さんざん拭いて世話したおしり関係。もう彼女だけの領域になったなんて、素敵なことだ。