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光らなくても

真夏のような日差しの中、町をあげての一大イベントである陶器市を1日周りタノシイ。
ぐるぐる周って花種さんが欲しがったのは水晶の欠片。小さい町なのでどこに行っても近所の人や学校の人に会って、そのたびに花種さんも声をかけてもらうのに、モジモジギアは今日も最大って感じは相変わらず。で、ついつい言い訳?というか間をつなぐ?というかで「もー相変わらず地蔵花種でね〜」と会う人会う人に言ってしまったことを夜になってから反省。言葉はことだま。母のわたしが地蔵地蔵と言ってることが、ほんとに彼女を地蔵のままにしてるのかもしれない。いや、べつに今は地蔵でもいいのかもしれない。わからないけど、挨拶できなくても、目を合わせられなくても、気まずさに耐え、過剰にフォローしすぎず。見守る。待つ。それが難しいんだけども。
磨けば光る、とかいうけどもわたしが磨くんではない筈の彼女の色々。磨かずとも光り出すかもしれないし、そもそも光らなくてもいいのかもしれないし。