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樹根くんごめん…

法事前に祖母宅の馴れない爪切りで樹根くんの爪を切ってたら、ラスト一本の親指で誤って指のお肉も一緒にパッチン…。血!泣き声!血!泣き声!パニック!!ってとこにホームからおばあちゃん帰宅。しっかりしてるし会話もちゃんとできるんだけど、新しい記憶が上書き出来なくて数分前のことも忘れてしまうので、普段は家の近くの老人ホームで生活しるおばあちゃんとひ孫の初めての対面は流血と共に…。
わたしの母がキズパワーパッドを買いに走ってくれている間、向かいの席で樹根くんの指を押さえていると、「かわええなあ。食べちゃりたいわ」と、おばあちゃん。で、「指どしたん?」というので「今爪切りで切っちゃったんだよ〜」と答えると「まあまあ、そりゃ事件じゃ!」って驚き、1分後「かわええなあ。食べちゃりたいわ」で「指どしたん?」からの「爪切りで切っちゃったんだよ〜」「まあまあ、そりゃ事件じゃ!」って20回くらいリピートしたとこで、キズパワーパッド到着しまして、無事貼りまして。泣き止んだ樹根くん抱いて心臓バクバクしてると「おばあちゃん、なんにも出来なくなってしまって樹根くんと同じようなもんじゃ」と言うので一緒にハハハと笑って、ふう。惨事の中の和み。悲劇の中の喜劇。あ〜樹根くんごめん…。