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本気を出すか

花種さんの学校の家庭訪問。担任の先生、いつもたっぷりしたワンピースを着ているので「先生おようふく、かわいいですね」というと「オートクチュールなのよ」と答えたとこに、ひょーさんが「特大ですか」と尋ねるという恐ろしい出来事がおこりつつも和やかな時間。「花種さんは本気を出せばすごい力を発揮すると思うんですが、今は『ここは本気を出すに値するかな』って伺ってるところですね〜」と、先生談。
今まで、表に見えていることだけで評価されると「できない子」になってしまうことが多かった花種さん。本気を出すに値するか伺ってるって、なんともしっくりくる表現で笑ってしまう。ほっとして、ありがたかった。家からでると物陰から伺っている小動物のようになる花種さんが、飛び出して走り出すのは、いつか?!
その日がくるのを気長にまってくれる先生だからこそ、はやく花種さんの「本気」を見せたい〜見て欲しい〜先生目をまんまるにして喜んでくれるだろうな〜とか思ってしまったわ。