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評価とは

はてさて花種さんの一学期が終わりました。学びに対してひとつのコンプレックスも苦手意識も芽生えないまま、彼女の一年生の夏休みが始まった。なんというか器用ではなくて一点集中型のデコボコな(そこが彼女の特技で魅力とおもっています)娘にとって、なんともありがたいことでございます。
学期末といえば通知表をもらって、そこによくできましたの○がいっぱい並んでいるのは子供時代のわたしのモチベーションのひとつでしたが(通知表はわりと良いこどもでした)花種さんの学校には通知表はなく、折り紙の動物をいっぱい持って帰ってきて、鞄に入ってる宿題は自分で作ったノートに綴る絵日記のみ。軽やかに夏休みスタート。わたしの心も軽やかであります。そこにもし花種さんを評価する通知があったら、みみっちい自分に情けなくなりながら「あ〜やっぱり、これ出来てないんだ…ええ?!こんなこともできないのか…」等々と、出来ない部分に目がいって不安になっていたに違いない。そのままの花種さんがステキ、と口では言いつつ、そーいう不安は子供にちゃんと伝わるのですよね。
この数年、人の評価でしか自己評価出来ない自分に気付いて、そのことにとても苦しんでる。自分のことも見つめれないのか、というガッカリ感と、そう思っても人の評価ばかり気にしてしまう自分に苦しんでいる。自分で自分を評価できるようになれば、それはきっととても幸せなことだよなーと思ったりしてる。
とにかくタノシー夏休み、おもいっきり楽しんでおくれ。