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梅しょう番茶

起きたら謎の冷や汗とムカつき。そんな日に限って子供らも早起きでストーブ前に倒れ込み樹根くんに乳を与えつつ花種さんに「りんごとって…」と頼む。このムカつきに効きそうなものはりんごの酸味しか思い浮かばなかった。倒れつつりんごを齧る母を見ながら、自分もりんご齧る花種さん。カケラにありつく樹根くん。回復せず時間が過ぎ、あぁー花種さんのお弁当を作らねば…と、花種さんに「パパ起こしてママが具合悪いっていって…」と頼む。しばらくしてモジャンモジャン頭で現れたひょーさんに「梅しょう番茶つくって…」と頼むも「ウン!番茶どこにあるの?」っていたって明るく通常テンションで聞いてくるから、これはダメだ。と悟り、自力で作ろうと立ち上がった瞬間オロロロロ〜とリバース。咄嗟にキッチンのビニール袋掴んで顔突っ込んだ自分スゴイ…とゼエゼエしてると「吐いちゃったの?でも、スッキリしたんじゃない?」とまたいたって明るく通常テンションで言ってくるひょーさん。湯を沸かし番茶を入れつつ「…ちょっとスッキリした」と言うとパジャマ姿でストーブの前にお姉さん座りしながら「良かったね!」とか言ってくるひょーさん…。この男…。「番茶も入れれないし労りもないし、アナタはなんなの?」と言うと照れて笑ってるが照れるところではないし。もちろんお弁当作り頼めるわけもないし。その後自分で作った梅しょう番茶2杯飲んで復活。お弁当も無事作れたよ。梅しょう番茶、頼りになります。