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劇の発表

花種さんのクラスで「聖フランシスコ」の劇の発表。花種さんの通うシュタイナー学園では劇に取り組むことが学びの一つの柱としてあって、一年生の「おおきなかぶ」から始まり2年生になってからは「イソップ物語」に続き今回の「聖フランシスコ」。今まで生き生きと動き演じるクラスの子達の中でほとんど口パク状態、動きも小さかった花種さんが、今回の劇では声が聞こえ、動きも大きく堂々としていて、胸がいっぱいに。劇はとても素晴らしく、クラスのみんな、元気な子、活発な子、周りを気にする子、頑固な子、恥ずかしがりな子、それぞれちがう子どもたちが、その子らしさを変えられることなく、自分を発揮して、お互い自然に助け合ったり補いあったりして成長してるんだなあと思った。みんな胸をはって、自信をもった顔をして発表していた。花種さんも。
ほんとうに嬉しかった。自分を認められるということが、自分とはちがう人のことも認められるようになるということなんだわね。