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善と悪

花種さんの学校は来週から短縮授業。2年生も終わりに向かっております。まとめ的な感じで担任の先生から2年生というのは二面性、善と悪、光と影、水と油、目覚めと眠り…といった2つの部分が見えてくる時、というような話があって、子どもたち1人1人のそんな話をしてくれた。
最近娘を見ていて、なんというか子どもって善、ピュアで心美しい存在、みたいに思い込みがちだけど、子どもの中にだって、意地悪だったりズルかったり悪どいところってあるもんだよなあ。なんかそういう部分が見えるとショックを受けたりしちゃうけど、でもでもそれは人間として当たり前のことで、自分の中のそんな部分と折り合って受け止めていくのが人間的成長といえることなのかも…とか考えていたので、まさに!!と前のめりになってしまった。
子どもたちそれぞれの、ちょっとした意地悪や嘘、そういうのが現れてきたということを(その場で子どもには注意したり叱ったりはするけど)否定せず、むしろ嬉しそうにわたしたち保護者に教えてくれる先生。「善だけで人は生きていけないんだから。完全に善だけの存在なんてすぐに死んじゃう。天にお召されになっちゃう。善と悪ふたつを持って人間は生きていくんだから、自分の中の悪の部分と出会うことって本当に大切なんです」って言ったのを聞いて、ほんとにそうぜよ、先生。と思わず土佐弁で大きく頷いたぜよ。