K_1029-24

9歳の危機

この秋には花種さんは9歳ですよ。9歳の危機、とかいう言葉もあるくらい、幼さを抜け、自我というものが芽生えるという年らしくてですね。反抗的になったり、小さな嘘をついたりも出てくる時らしく、大人はどーんとそれを受け止め、必要とされる時にはうんと愛情を傾けてあげるべき時、というような話が学校の先生からあったと思ったら、花種さんも、ないしょで友達とアメを買い食いしたり、それをわたしに隠したりと、まんまとまんまと。という感じです。子どもは善ばかりの存在じゃなく、善と悪両方持っているのが人間で、だから子どもの中からいろいろなものが現れるのは成長の中で当然のこと。という担任の先生の言葉に心うたれた。ほんとそうだよなーと。花種さんもわたしも、先生のことが大好き。信頼できる先生と出会えたことをほんとうに幸運に思う。