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きらきら

20歳の男の子にインタビューしたんだけども、家具作家として活動し出して2年目という彼。仲間と古い一軒家と倉庫を借りて、仕事も生活も共にしながら自分たちの力で、今と未来を切り開いている、いこうとしてる言葉と姿に、めちゃくちゃ胸打たれた。根拠なんてない、だけど自分にとっての正解が何かをわかっていて、それを信じて動いている彼はきっとこれから壁にぶちあたったとしても超えて、どんどん活躍していくだろうと思った。そしてこんなまっすぐな若い子がいることを心強く思ったし、こんなまっすぐな若い子が存分に力を発揮していくためにも、世の中はもうちょっとまともにならないといけないよね…と思った。ニュースを見るたび「絶望的だわ」と言いたくなるようなムチャクチャすぎる世の中。だけど絶望とか言ってちゃだめだよね。もうわたしは大人だから、こんな社会を許していることが恥ずかしい。いや、全然許してないんだけど、わたしが許さん!って思ったところで何も変わらぬことが、耐え難い。きらきらと未来を描いている若い子の言葉に、わたしたちもきらきらと、未来を描かなきゃいけないんだ、と思わされたのです。