大切なこと
ウクライナのシュタイナー学校から、花種さんの通う藤野のシュタイナー学園にメッセージが届き、先生から話を聞いたと花種さんが話してくれた。ほとんどの生徒は国を出てバラバラになってしまったこと。もう学校は再開できないかもしれないということ。でも事情があって留まるしかない生徒もいること。日本のサポートにも感謝しているということ。
話してくれた後、花種さんは思うこと考えることを紙の表と裏に、ツラツラ一生懸命書いていた。そして書き上げると読み上げてくれた。
「人はみんな自分を大切に、自分以外の人を大切にするために生まれてきたのだと思う」とか「だから人の命をうばってしまったら、傷つけた人も心に深い傷を負うと思う」とか「なのにそうしなくてはいけないと思い込まされている『何か』があるのだと思う」「だから戦争などなくなってほしい」
というようなことを書いていて、この子はそんなことを考えているのかあ…となんだか大きな衝撃をうけた。わたしにクソナマイキ(汚い言葉失礼しました)なことばっか言ってる花種さんと同じ人なのかな?と。大切なことがわかってるなって。
そして「ママもそうだなあって思うよ」と答えた。
自分のことも人のことも大切に生きてほしい。みんなみんなが。