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心の中で

ス・マートパンまでパンを買いにいって、散歩してから帰った。お店や道すがら会った人たちが「バターちゃん、残念だったね…」「亡くなっても動物はずっとそばにいてくれるから」と声をかけてくれて(インスタ見てくれて。道をあるけば知り合いに出会う藤野ネットワーク)山は陽できらきらして、風がふいて、ぐっとつまった胸のとこを優しく撫でてもらったような気分になった。でも家に帰ったらドアを開ける時、テーブルの下で足を伸ばす時、廊下を歩く時、身体がバターがいた時と同じに、そっと動いて「あ、バーちゃんいないんだ」ってハッとして、胸がぐっとつまる。頭の形、身体の形、毛のふわふわ、耳のすべすべ、ぽこぽこのお腹。今触ってるみたいに胸の中で感じられるけど、きっと時間がたっても、感じられるよね。ずっと前に天国にいった友達の声も飼っていた犬たちのあたたかさも、わたしの中に、本物みたいに感じられるもん。心の中で生きてるって、そういうことだよね。