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お風呂の広さで

ひょーさんがわたしの荷物をもってくれたので「ありがと〜」と言うと「ぼくって優しいでしょ」と言ってすぐさま「あ、ちがうちがう、普通だよね〜」と自ら訂正していましたが、ひょーさんは優しいです。(わたしたちの中で優しさと鈍感さは比例するよね、という見解で落ち着いています)その後「僕は鈍感で心が広いでしょ」とまた自己評価していましたが、これにも異論はなくてひょーさんの心は海のように広いです。そして頼んでもないのに「のんちゃんは敏感で心が狭いよね」とわたしの評価もしてきましたが、これにも異論はなくてわたしの心は道路の隅の水たまりくらいの広さだと自分でも思います。(ひょーさんと花種さんに対して)
ひょーさんに言わせるとわたしと花種さんは同じくらい心が狭く、その狭いとこに二人で無理してぎゅうぎゅう入ろうとするから大変なんだそうです。はあ〜なるほど、本当にそうだよなあと思いました。花種さんがイライラしたてたり八つ当たりしてくると同じテンションで返してしまうので、母子の喧嘩が絶えないのだね。3歳になるくらいまでは子供をどうやって怒っていいか解らない、と悩んでいたわたしはどこへ…?という怒りまくりの日々を省みて、今日は心を広くするイメージを持って一日過ごしてみました。海は無理でもせめてお風呂くらいの広さを。お風呂の広さで対応すると、花種さんとも言い合いもなく過ごせました。大人として当たり前の対応なのかもしれませんが、子供との日々ではそんな当たり前のことも時にわからなくなったり、してしまいます。