アタシ、の壁
娘のことを普段「たねちゃん」と呼んでいます。花の種と書いてカタネ。すごくいい名前だなあって思ってるんだけど呼ぶ時は「たねちゃん」が言いやすくてみんな「たねちゃん」。なので、花種さん自身も自分のことを「たねちゃん」と言います。いつかワタシとかアタシとか言うんだよなあ、全然想像出来ないなあって思っていたのです。が、この1週間くらいでちょいちょいアタシが出て来た!まだ自分の言葉っていうより、何かのキャラ風半分に「アタシ◯◯なんだから〜」みたいな感じの言い方なんだけど、アタシ、出てきたよ〜。
花種さんが赤ちゃんの頃、この子がいつかしゃべるんだ…どんなふうにしゃべるんだろうってすごく知りたいけど全然想像出来なかったことが、しゃべり始めた姿を目にした途端ただただシックリして、この子はこんな子だったんだあって思った。その感じを今また感じるてる。花種さんってこんな女の子なんだあって、ちびちゃんちびちゃんと思っていた娘がふっともうすぐ6歳の女の子として見えた。いつか「たねちゃん」って言わなくなるんだねえ。その日はきっと遠くないよねえ。花種さん、壁を一つ、今またぴょいんっと越えようとしてるんだ。