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あたためあう

今週も立て込んでるひょーさん捕まえ、またもちゃもちゃ人生相談を持ちかける。25歳で結婚して花種さんを生んでから、なんとなくずっと妻とか母とかいう立場の甘い部分によっかかって、自分の責任をずしんと背負って社会に対峙しないまま生きてるって気持ちがある。それが自信のなさや負い目となってるし、やりたいことに踏み出していきたいって思いながら動けない不甲斐なさ。やりたいことのスタートとゴールは描いても、その間をどう走ったらいいのか解らないまま時間が過ぎて、でもそこをイメージ出来るかどうかが走り出せるかのポイントなんだよねって解ってる。いや、解ってないのかも。ただ臆病なだけなのかも。とかいうわたしのどーしよーもない話を聞いてくれるのはひょーさんしかいないし、このどーしよーもない話をしたいと思うのもひょーさんだけなのであります。容赦ない意見にコイツほんとひどい、と泣けた日もあったけどもそんなこと言ってくれるのは一人だけ。
一方、27歳で自覚も覚悟もないまま妻子というものを突然背負ったひょーさんですが、ずいぶん重くて不自由だったとは思いますが、背負ったからこそ今があるのだと思います。何かを無理に背負わなかったら一生フラフラしてたんじゃないかなあこの人は。と思うから、わたしたちはいいバランスなはず。って自分で言うな、とまたひょーさんに突っ込まれそう。
家族ってなんだとおもう?って聞いたら花種さんの答えが面白かった。「パパとママが出会って、パパはママをあたためるの。ママはパパをあたためるんでしょ。それで種ちゃんが生まれたの」って。わたしたち、あたためあってんのかな。多分あたためあってるよね、今。
とにかく。がんばるのです。