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沼の過ごし方

引っ越してきて花種さんの学校生活がスタートした頃、山も湖もキレイだし、新緑は眩しいし、鳥はさえずってるし、なんだか胸いっぱいで幸せだ〜!となってるわたしに、移住生活の先輩であるご近所さんが「5月の連休明けくらいにガクンって時が来るんだよ…だから無理しちゃだめだよ〜!」と助言をくれてまして。そうかしら〜なんて思ってたら、ばっちりガクンがやってきて助言は予言だったというね。ちょっとした仕事の不都合とちょっとした夫婦の軋轢も重なり困った出来事は続き、はいドボン。沼落ちまして。落ちてもすぐに上がって洗い流して日の光でもあびればいいのに、一度落ちたら、泥遊びでもしてんの?それがシュミなの?上がる気がないの?って状態に陥るわたしなもんでね、沼底で数日チャプチャプしてたところに、前出のご近所さん「うちでお茶のんできなよ〜」「おやつでも食べなよ〜」「夕飯も食べていきなよ〜」って自然と手を差し伸べてくれて、はい上がれたよね。ありがたい…。
心を黒くした出来事たちは、起こるべくして起こり、学びを与えてくれているのだよな〜とまで思えて、そしたら黒かった一個一個がパタパタパタ〜とひっくり返って白くなって、ふう。
今回もなんとか渡りきれたわね〜と振り返って沼を観察している現在であります。