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小人狂想曲

花種さんの学校では、低学年の間は何かと小人さんの登場機会が多く、教室のしつらえをしてくれてたり、小さなプレゼントをくれたり、いかした存在として親しみを持っております。
生意気真っ盛りな花種さんですが、こういったファンタジーの世界は疑うことなく信じておりまして、最近小人さんに手紙を書いたといって夜リビングのテーブルに置くもんですから、そして返事がくるかドキドキしているもんですから、うっかり返事を書いたところ文通がスタートしてしまいました。そうなってくるとわたしもよりリアリティを作りたくなって小人の世界では米粒一粒がおにぎりなんですよ、なんて書いたりして、そしたら花種さんが今晩は手紙とおにぎりをあげる!と言って手紙と米粒を用意して、なので今度はその米粒を食べたかのように処理した上で返事を書いたりとか、なんかやることが増えてしまったのであります…。