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続・小人狂想曲

花種さんと小人との文通は続いております。が、それは突然やってきました。花種さんが小人に書いた手紙を子供たちは絶対に開けないだろうというキッチンの棚にしまっていたのですが、その棚を何のカンが働いたのか?花種さんが開けたのです…。絶体絶命!小人ピンチ!小人が持っていったはずの手紙たちが全部そこにあるのを見、静かに考えている様子の花種さんに冷汗の母はとっさに「え?!!なんでそんなことに小人の手紙があるの?!…もしかしてそこ、小人の隠れ家なんじゃない…?!」といってみました。これは厳しいか…と思ったのにもかかわらず、怪訝な表情は一転「ああ〜〜!!ママ、そうだよ!」と小人を探してがさごそ。「いやいや、小人見つかったと思って逃げちゃうよ。そっとしておきな!」というものの、がさごそし「ママ!!見て!これ小人のおうちじゃない?!窓がある!!」と手のひらサイズの黒い物体を発見。「わあ!!すごい!!やばいよ!!すぐもどしときな!!!」と物体を戻させて、しばし二人興奮。小人あの中にいるのかな〜!いるんじゃない?!そっとしておこう!!とにかく。って、なんとか収束。ふ〜。黒い物体、ゴキブリコンバットなんですけどね。