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アドベントの庭

樹根の通っているシュタイナー保育園で「アドベントガーデン」がありました。夕方暗くなった頃、明かりを消した教室に、もみの枝で螺旋の渦が作られていて、その真ん中にろうそくがひとつ。子ども達はりんご蝋燭をうけとって、一人でその渦の中を進み、自分のりんご蝋燭に火を灯す…。自分の心の中の光に気付けるように、その光を誰かに分け与える勇気を持てるように、という願いを込めて、先生たちが心を込めて準備してくれるクリスマス前の行事に、樹根も今年初めて参加。渦の道がわからなくなってしまったり、なかなか一人でやりたくなかったり、小さな子たちらしいわちゃわちゃした様子もありながら終わった後の「今のこどもたちそのままの、ありのままの歩みの姿でした」という先生の言葉にオーンと泣きそうな気持ちになる。ありのままの姿を見つめて、育もうとしてくれている、先生たちのあたたかさ。オーーーン。