学校から帰宅した花種さん。明日は担任の先生の誕生日会だからと言ってスコーンを焼き、先生への手紙を書き出した。スコーンは一人で焼けるけど手紙は一人じゃ書けない花種さん。（手紙っていうか漢字が書けない）「ママ、感謝の「しゃ」ってどう書くんだっけ？」とか「働くって、動物の動みたいなやつだよね？」とか毎分聞かれて、その度仕事を中断して教えなきゃでイライラ高まるわたくし…。漢字と数字が非常に苦手なの重々理解しつつ、理解と感情は別というかなんというか…。母のイライラを察知し「すぐイラつくのママの悪いクセだよ！」と言う花種さん。その通りですけどイライラするんですもの、と思っていた…んだけど、書き上げた先生への手紙を見せてもらったら「いつもわたしたちの先生でいてくれること感謝しています。わたしが算数がわからない時もイライラせずに教えてくれてとても助けになっています」などなどと書いていて、イライラしてごめんよ。と思わされましたし、その後アイロンかけてたら「やってあげようか？アイロンママより上手だから」と、アイロンかけてくれた。から、ますますイライラしてごめんよ。と思いました。

わたしは一応、漢字は書けるけどアイロンは苦手。花種さんは漢字は弱いけどアイロンは上手で洗濯を畳むのも上手。お菓子だって焼ける。家族だって、社会だって、得意なことを活かしあって協力しあって、生きてけたらそれでいいのよね。