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そんな道をいくしかない

恐竜に心酔してる5歳。じいじ、ばあばに恐竜のフィギュアやらパジャマやらをもらって大喜びだったんですが、「これ(フィギュア)プラスチックじゃない?」と聞いていて、なんつーか不憫さを感じたりもする。プラスチック問題や環境のことを家族で話すのは日常ではあるので彼の胸に「プラスチックは良くない」って言葉がどん、と鎮座してるのを感じる。言葉の上ではそう認識してて、でもでもさ。

彼の目の前の世界にはプラスチックから作られたものが、どこにいってもズラズラズラっと並んでいるんだもの。「これプラスチックじゃない?」って聞かれてもさ、ほとんどのものがプラスチックなんだもの。

おかーちゃんが良くないっていってるはずのものが、こんなに並んでるってどーいうこと??って不思議でしょうし、目にしたものの中で「欲しいな」ってものがあるのは自然でしょうし。

だからさ、わたしも「樹根が本当に必要だったり欲しいものはプラスチックでも、買うよママは」と言っているつもりなんですけどね。それでもどこか罪悪感感じちゃってんのかな。背負わせちゃってんのかな。って、ちょっと悩ましい気持ちにもなったんですよね。5歳に問題を背負わせるなんて間違ってラー。とも思うし、それでもわたしたちは自分と繋がっている問題から目を逸らさないで生きていくしかないんだかラー。とも思う。

だから今、言えた言葉は「プラスチックだけどさ、大事にしたらいいんだよ。大人になっても大事にしようね」って、ことだったんだけど。何が正解ってこともなくて、自分の胸が一番痛まなくって一番しっくりくる、そんな道をいくしかない。