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心の中で

子どもたちが通うシュタイナー学園に初めて見学に行った時、最初に出迎えてくれた先生。

ざっくりした毛糸のカーディガンを着ていたのだけど、ボタンを盛大に掛け違えていた。一緒に行ったひょーさんと「ボタン、、、?」と顔を見合わせてしまうくらいの盛大さで、只者ではない感が漂っていた。

一眼で好きになったし、その後知るほどに好き度は増して、もちろんもちろん只者じゃなかった。

今8年生の花種さんは「最初に会った時のことも、すごくおぼえてる。オーラがすごいって思ったんだよね」と言っているし(子どもも感じる只者じゃない感)

2年生の樹根も「いつも話が面白いんだよなあ」と言っている。

子どもたちにたくさんの魔法をかけてくれた。

ううん、子どもたちが持っている魔法を引き出してくれた。先生が突然お亡くなりになってしまって、とてもとてもさびしい。

花種さんが手紙を書いていて

「先生、空の上でもたくさんの人を笑わせていると思います。わたしたちのことも見守っていてほしいです。これからも幸せに過ごしてください。」

と、あった。

かたちはなくなっても、心の中に続いていくものはある。

心を動かして、生きること。

その美しさを、子どもたちを通して教えてもらった。